FAQ

よくある質問

頻繁に寄せられるご質問とその回答を掲載しております。
※こちらで解決しない問題は、直接お問い合わせフォームよりご連絡ください。

運営会社について教えてください。

灯螂舎は法人や団体などではなく、個人経営の小さなお店です。
そのため、営業時間中でも接客時等は電話でのご連絡に応対できなかったり、メールでのお問い合わせに対するご返信等が遅れる場合もございますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。

営業日はいつですか?

土~水曜、12時~17時まで営業しております。(定休日:木・金)

駐車場はどこにありますか?

ACCESSのページをご参照ください。

店内で飲食できますか?

当店は飲食店ではないため、飲食スペースはございません
なお、将来的にはカフェとしてのオープンも視野に入れておりますので、実現をお待ちいただけますと幸いです。

ネット通販はしていますか?

オリジナル焼菓子に関しては、オンラインショップにて店頭と同じものを販売しております。
*SNS等で紹介した雑貨や作家作品はオンラインショップ上には掲載していないものの、ダイレクトメッセージ等でご連絡いただければ個別通販も可能です。お気軽にお問い合わせください。

結局、何のお店なのですか?

大まかに言えば「蟲(むし)」がテーマのお店です。

*メディア等では「“昆虫食”の専門店(菓子店)」と紹介していただくことが多いのですが、あくまでも当店のスタンスとしては「雑貨店・焼き菓子店・古道具店・ギャラリーの四要素を併せ持つ小売店」と自認しております。
一つのジャンルの専門店を謳わないことで、灯螂舎にしか出来ない振り幅の大きな営業スタイル(たとえばイベント出店であれば、昆虫・爬虫類関連イベントから、昆虫食やSDGsにテーマを振り切った催事、暮らし・古物系マーケット、蚤の市や地元のマルシェなど、それぞれのテーマに合わせた最適なラインナップ&看板に変化する“カメレオンのような出店者”であること)を実現しています。

昆虫や博物に興味のある方はもちろん、古道具や焼き菓子など「蟲」以外の部分から当店を知っていただいた方のご来店も大歓迎です。お気軽にお立ち寄りください。

なぜ「蟲(昆虫)」をテーマにしたのですか?

店主が昆虫好きだからです。

灯螂舎は、幼少期から昆虫や爬虫類、熱帯魚などを飼育・観察することが好きで、そのまま大人になってしまった店主の秘密基地的空間としてオープンしました。

昆虫食については、おそらく日本で生まれ育った昆虫食経験者の大多数と同じく“幼少期に食べたイナゴの佃煮”が初めての経験でした。自ら能動的に食べるようになったきっかけは、ペットの爬虫類に与える「生き餌」としての昆虫(コオロギやデュビア・ミルワーム)を日常的に扱う中で、それらの味に自然と興味が湧いたことが始まりです。また、セミやバッタ等の野生昆虫の味にも関心が向き、2020年夏頃から昆虫採集の延長として調理・実食をする機会が増えました。並行して市販の食用昆虫パウダーを料理に取り入れたり、昆虫入り焼き菓子やパンの試作を始めたことが現在の灯螂舎の構想に繋がっています。

そもそも昆虫は食べても問題ないのですか?

昆虫食といえば、タイやメキシコ・アフリカといった「どこか遠い国の文化」というイメージがあるかもしれません。ここ日本においては、今でこそ“ゲテモノ・特殊な嗜好品”の類に落ち着いてしまった昆虫ですが、昔を辿れば「日常の食材」として日本の豊かな食文化の一端を担っていた事実があることは確かです。地方色は強いものの、イナゴやテッポウムシの炙り、蜂の子ご飯などを「季節の風物詩」として“好んで”食べてきた歴史があり、現代でも長野など一部地域では、蚕のさなぎやイナゴの佃煮(甘露煮)をスーパーや道の駅などで普通に入手することが可能なことから、答えは「問題ない」と言えるでしょう。

安全性の観点からみると、スーパーで簡単に手に入るような鮮魚(生のサーモンやサバなど)にも寄生虫の危険が少なからずあるように、当然昆虫もその種類や調理方法によって安全性には違いが生じます。
大抵の昆虫は火を通すことで問題なく食べられますが、野生昆虫を加熱調理せずそのまま口にしたり、しっかり加熱したとしても種類の分からない昆虫を捕まえて食べることは絶対にお勧めしません
(アリジゴクやツチハンミョウなど加熱調理しても消えない有害成分を持つ昆虫や、キョウチクトウスズメの幼虫など有毒な植物を食草とする昆虫も存在します。また、普通種・無毒種でも農薬など何かしらの化学薬品を体内に蓄積している可能性があります。後者は外見では区別がつかないため、種類を同定できる無毒の昆虫だとしても採集場所には充分な注意が必要です。)

*家畜(動物)から人間へと伝播する感染症「人獣共通感染症(鳥インフルエンザや豚コレラ・SARSなど)」の危険性に関して、昆虫についてはかなり低リスクであると言われています。
(昆虫は系統分類学的に人間とは遠く離れているため、人間と共通して感染する病原菌・ウイルスがほとんど存在せず、感染リスクの面においては鳥類や哺乳類といった家畜に比べ極めて安全であると考えられます。)

なお、灯螂舎の昆虫入り焼菓子には、日本国内の屋内施設で育った食用昆虫に加え、昆虫食先進国と言われるタイやベトナムのGMP認証農場およびHACCP認証工場で生産・加工された安全な食用昆虫原料のみを使用しております。
残留農薬・微生物に対する衛生検査をクリアした「食品として安心して口にすることができる昆虫」ですので、市販のお菓子と同じように心配なくお召し上がりいただけます。
※一部商品には天然採集個体(クロスズメバチ等)を使用したものもありますが、こちらも食品としての安全性が確認されている原料のみを仕入・加工しております。(該当商品には天然採集個体である旨明記しております。)

注意点としては、昆虫の外骨格は甲殻類と共通する成分(キチン質)を含んでいるため、えび・かにアレルギーをお持ちの方は昆虫でもアレルギー反応が出てしまう可能性がございます。自己責任の上でお試しになる際は、万が一に備え一人以上の付き添いのもと、必ず少量ずつ様子を見ながらお召し上がりください。
また、昆虫には食物繊維も多く含まれますので、食べ慣れない方が一度に多量を摂取した際は一時的にお腹がゆるくなることもあります。アレルギーの有無に関係なく、昆虫自体初めて口にするという方も最初は少しずつお試しいただくことをお勧めいたします。

昆虫を食べるメリットは何ですか?

昆虫の大半は(海外に生息する規格外サイズの昆虫を除き)、大きくても大人の掌に収まる程度のサイズです。そのため、加工してしまえば触角から脚の先まで全身余すことなく食べることができ(=無駄が少ない)、豊富な栄養素も丸ごと取り入れることが容易という点で、実は食材としてかなり優秀な部類にあるはずです(「見た目」という最も大きなハードルを度外視すれば)。

特にたんぱく質の含有量が顕著で、食用昆虫として近年最もポピュラーなコオロギを例に挙げると、その割合は乾燥重量100g中約60~70gを占めます(生重量比では約20~25g)。さらに必須アミノ酸(BCAA)や必須脂肪酸(オメガ3・オメガ6)、鉄分、亜鉛、カルシウム、ビタミンB2やB12、食物繊維なども豊富に含まれているため、家畜動物の可食部分(食肉)を同量食べた場合と比べても、一度に得られる栄養素の種類や量に大きな違いがあります。

世界の動きを見ても、2013年にはFAO(国際連合食糧農業機関)が昆虫食のメリットを認める論文(食品及び飼料における昆虫類の役割に注目する報告書)を発表したほか、2019年にはEFSA(欧州食品安全機関)がミルワームを安全な食材として正式に認可するなど、昆虫のもつ可能性に注目する人は国単位で広がりを見せていることが窺えます。

なお、ここまで昆虫食のメリットを述べてきましたが、当店のスタンスは“昆虫食の「普及・推進」を目指す”ものではありません。納豆が健康に良いからといって「(好き嫌いに関係なく)皆必ず食べるべきだ」とはならないのと同じで、当店の昆虫もあくまで食材の選択肢の一つという立ち位置です。
栄養価・味・食感・香り・物珍しさ等々、昆虫食のどの部分に魅力を感じるかも人それぞれですし、「昆虫を食べたい人が食べる自由も、食べたくない人が食べない自由も尊重されるべき」という考えのもとで昆虫食を取り扱っています。

*そのため、当店では昆虫を含まない「ふつうの焼菓子」も作っています。まだ昆虫を口にする勇気が出ないという方や、昆虫食に関係なく偶然当店に辿り着いたという方は、昆虫不使用の「ふつうの焼菓子」をお買い求めいただけます。

ヴィーガン対応・アレルギー対応はしていますか?

当店では昆虫をはじめ、小麦・大豆・卵・乳・落花生・ごま等を使用した商品を含む全ての商品を同一の製造所で生産しておりますので、厳格なヴィーガン対応・アレルギー対応は難しい状況です。
(昆虫を食材として扱っている以上、少なくとも動物性素材を口にすることができない方にお召し上がりいただくことは難しいと思われます。)

また、基本の原料として小麦粉や卵・バターを使用している商品がほとんどとなっております。一部、(昆虫以外の)動物性食材を使用していない商品(※1)もございますが、上記の通り製造所を一にしている点をご理解・ご了承の上でお買い求めください。
※1… 例)乳成分不使用:ビスコッティ各種ビスコチートこおろぎスパイスキャロットケーキ
卵・乳成分不使用:山椒ココアクッキーチリココアクッキーカラメルマサラチャイクッキーこおろぎスペキュロス

スタッフ採用やインターン募集は行っていますか?

灯螂舎は個人経営の小規模事業者ですので、従業員やインターン生の募集は行っておりません(今後実施する予定もございません)。
ただ、学生さんの職場見学やインタビュー・課題研究用の調査等には可能な範囲内にてご協力させていただきます。程度によってはご希望に添えない場合もございますが、まずはお気軽にお問い合わせください。
※昆虫食に興味のある機関や団体の方からご相談いただくことの多い「講師としての登壇依頼」に関しましては、店主の不得手分野につき、申し訳ありませんが原則お断りしております(文章や資料のご提供は可能な場合がございます。ご相談ください)。